アロマ人

「クサい」を卒業。ニオイと闘う!

プラナロムに対する疑念

成分表が添付されている点、メディカルグレードとして評判の良い点などから私にとってプラナロム社の精油は特別な存在でした。しかし、プラナロム製品に疑念を抱かざるを得ないことが発生しました。

 

 

ゼラニウム・ブルボンがブルボンじゃない件

 

マダガスカルやその隣のレユニオンなどで盛んに栽培され精油がとられていますが、特にレユニオン島で作られるゼラニウムは最高品質で、ゼラニウム・ブルボンというブランド名がついています。

   参考図書:ビジュアルガイド 精油の化学 112ページ

 

ゼラニウム・ブルボンは特別なのです。私もこのような知識のもと購入しました。が、プラナロムのゼラニウム・ブルボンの産地、よく見たらコンゴだったのです。ローズの様な芳香成分であるゲラニオールも16.55%と、20%に満たない含有量。生産年度や収穫地により多少前後するものとは思いますが、ここまでずれるものなのでしょうか? ゴディバのチョコを買ったはずがロッテ製だったみたいな、そんなイメージです(注:イメージは適当です)。

 

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参考図書1:ビジュアルガイド 精油の化学 112ページ
ゼラニウムの主な芳香成分:シトロネロール27%、ゲラニオール24%、蟻酸シトロネリル8%
参考図書2:アロマテラピーの教科書 124ページ
ゼラニウムの主な芳香成分:シトロネロール25~40%、ゲラニオール20~30%、蟻酸シトロネリル5~15%

 


プラナロムの販売代理店にも疑念

なんとプラナロム正規品が欠品の場合、「代用品」として別物を販売しているのです。実際にプラナロム取扱店舗で見てきましたが、アマゾンでもこのような事例があるようです。アマゾンのレビューに、「正規品購入したはずが、送られてきたのは代用品だった」というものがありました。これはさすがにNGでしょう。ケンソーさんの販売戦略上このような対応がなされているものと推測されますが、ひどすぎる・・・。

 

アマゾンレビュー(情報元):

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メディカルグレードの精油さがし

プラナロムから少し距離を置くことを考えました。そこでコスメにはメディカルグレードのエッセンシャルオイルと評判の「ル・コントワールアロマ」「フィトサンアローム」を、芳香浴・沐浴などの通常使用にはコスパに優れた「GAIA」をメインに考えていこうと思います。不安要素を抱えたものを使うのは私の安全第一主義に反するのです。


やっぱり店頭でしっかりモノを確認しないとだめですね。