アロマ人

「クサい」を卒業。ニオイと闘う!

シアバターは食える?シアバターの意外な事実

知り合いからハンドクリームの手作りを頼まれました。

これを機に改めて基材について調べていたら

なかなか面白いことに気が付きました。

 

■基材

 

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画像左からシアバター(未精製)、ミツロウ、ローズウォーター、ホホバオイル

 

 シアバター(未精製)

アバターとは、ざっくりといえば木の実の脂です。

木の実の種子の部分がシアバターの原料になります。

 

アバターshea butter)はアカテツ科シアーバターノキの種子の胚から得られる植物性脂肪シアーバターとも表記される。

シアーバターノキ Vitellaria paradoxa( シノニムにButyrospermum parkii)はアカテツ科の1属1種の双子葉植物で、常緑の小高木。シアバターの原料となる。
wikipediaより抜粋

 

アバター(未精製)は袋を開ける前から

かすかにホワイトチョコレートのようなほんのり甘い香りを漂わせていました。

子供ならうっかり食べてしまいそうな感じです。

 

で、シアバターといえばロクシタン

ロクシタンのシアバターページを読んでいたらこんな記述が。

樹齢は200~300年と長く、最初の実をつけるまでに15年もの歳月がかかります。その小さな木の実は、アボカドに似た肉質で、果肉は食用に、シアナッツと呼ばれる種子から取り出したシアカーネル(胚)が、おなじみシアバターの原材料となります。

ロクシタンHPより抜粋:シアバターのすべて、歴史から使い方まで|ロクシタン公式通販

 

 

さらに書物でも。

緑色の長さ4センチのナッツは約50%の脂を含む。アバター(シエバターともいう)はボディーケア剤と食品としてアフリカで需要が多い。

アロマテラピーのベースオイル』34頁より抜粋 

 

なんと、果肉は食べられる!

アボカドを小さくしたような感じなのかもしれませんね。

今までシアバターの実は栗みたいなもんだと思っていました…恥ずかしい

 

それにしてもアフリカでは食品需要もあると知って驚きました。

 

アバターのここがスゴイ

アロマテラピーのベースオイル』(フレグランスジャーナル社)には

(期待できる効果として)以下のような記述がありました。

 

・水分と結合する性質があり、なでるとすべすべして柔らかな皮膚になる

・皮膚の老化としわの形成を予防する

 

当書籍は医学書ではないので参考程度に留めておきますが、それにしてもスゴイ!