アロマ人

「クサい」を卒業。ニオイと闘う!

放火事件とストレス_今こそネット参加型グループセラピーが必要かもしれない

2018年3月8日、埼玉県加須市にある西川産業の物流倉庫が放火により全焼するという事件が発生しました。つい先日この倉庫を見てきましたが、本当にひどい有様です。以下写真は3月11日に撮影したものです。

 

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▲建物の側面は崩落、火災のひどさがうかがえる

 

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▲搬入口と思われる場所は、焼け崩れた残骸で埋まっていた

 

 

放火の犯人はこの倉庫で働くアルバイトの男で、放火の理由は「ストレス発散」らしい。ストレスならゲームやカラオケ、スポーツジムやボクシングジムなどなど発散する方法はいくらでもあるのに…などと思っていた時期が私にもありましたが、実はそう簡単に解決しない場合もあるのです。その一つが仕事上のストレスです。とはいえ、放火や殺人など犯罪は絶対にダメですけどね。

 

 

 ネット上のグループセラピーが必要

私は経理の仕事に従事しておりますが、(消費税差異は別として)たった1円でもズレが生じるとがっつり詰められるお仕事です。過去にはブラック企業として有名な会社に入り、ストレスを抱えたこともありました。

 

経理でも会社によっては生き地獄】

・仕事のミスは晒上げ

・人がすぐやめる→常時人手不足、残業80~100時間

 (朝7時出勤、昼なし、終電乗れない、ビル前ベンチで野宿あり)

 

簿記系資格はいくつか持っていますが、試験と実務には想像以上の大きな差があります。ミスはそれほど多くないほうでしたが、資格の恩恵を感じることはあまりなく経理実務に対する適正やセンスがない可能性を最近はよく考えてしまいます。これが仕事が辛いと感じる一因になっていたりもします。

 

幸いなことに、私には話を聞いてくれる友人が2人います(少ない)。ストレスに限界を感じる前に彼らに話を聞いてもらうことで気持ちが安定し、翌日からまた頑張れるのです。会社に向かうその足はとても重いですけどね。

 

仕事が辛くて日々苦しんでいる人で相談できる相手のいない人は、そのうちこのストレスに打ち負かされてしまうのかもしれません。ネットでは「死にたい」という言葉を最近よく目にしますが、話をじっくり聞いてくれる相手がいないのかもしれません。

 

とはいえ、私ももうちょっと近い状況に置かれている人やそれを乗り越えられた人から話を聞きたい、相談に乗ってもらいたいと思うことがあります。もし、そんな話ので切るコミュニティがあったら、アメリカの映画でみるようなグループセラピーがあったなら…もっと気持ちがらくになるかもしれません。

 

実際に顔を合わせることに抵抗がある人もいますので、もっと気軽に参加できるネット上のグループセラピーのようなものが今の日本には必要だと思います。むしろ、私が作りたいぐらいだ。