ドライハーブのエッセンス溶出作戦
髪の毛の神さまからのお告げかもしれません。
突然のひらめきがありました。
シャンプーにドライハーブのエッセンスを入れてみたい。
そこで、今回はエタノールを使ってエッセンスを溶出する実験を行います。
上手くいけばヘアトニックにも転用できそうなので、期待大!!
なお、作業は12月24日に行っております。
(キサンタンガム実験に夢中になり、ブログアップを忘れてました)
◆豆知識
若返りの水で有名な「ハンガリアン・ウォーター」。14世紀ごろにローズマリーとウォッカを用いて作られたとのこと、「AEAJアロマテラピー検定 公式テキスト1級」にもざっくりとした記載があります。一方、図書館で読んだとある書物では、特殊な方法で何度も蒸留して作り上げたといった内容が記載されていました。もしかしたら、正統的な作り方については誰もしらないのかもしれませんし、噂話の独り歩きかもしれません。
参考:AEAJ発行「アロマテラピー検定公式テキスト1級(2015年7月改定版、141頁『ハンガリアン・ウォーター』)
エッセンス溶出作戦
無水エタノールと5種類のドライハーブを用いた実験です。
今回のレシピは以下のとおり。
【実験レシピ】
無水エタノール : 150ml
ドライハーブ
・レモンピール : 2g
・ローズレッドペタル : 2g
・ラベンダー : 2g
・カモミールジャーマン: 2g
・ローズマリー : 4g
▲ドライハーブとエタノール
ハーブは頭皮の保護、栄養補給、殺菌など頭皮の美容を考えてチョイス。
ちなみに、ハーブ5種は酢リンスを作るときのものと全く一緒です。
なので、ついでに酢リンス3号も作成!(ドライハーブ各5gと酢360ml)
▲お酢は「内堀 美濃有機純りんご酢」を使用 内堀サイコー!
これらは、2週間ほどは毎日1回振る作業を行います。
うっかり忘れそうです・・・。
もうひとつ、忘れていた実験報告
手作りのあとは、毎回何かしらの課題が残ります。
「シャンプーに入れた精油をもっと均等に混ぜられないか」
という課題を残したままここまで来ていました。
そこで、エッセンス溶出作戦に先立ち
手作りシャンプーの改良実験を行っていました。
レシピは以下のとおりです。
【実験レシピ】
無水エタノール 小さじ1/2
・ラベンダー : 1滴
・ティートリー : 2滴
・オレンジスイート: 1滴
・シダーウッド : 1滴
・ローズマリー : 3滴
・パルマローザ : 2滴
マカダミアナッツオイル : 5滴程度
※かゆみ対策にパルマローザをいれてみた。
精油(エッセンシャルオイル)はエタノールに溶けやすく
エタノールは水と混ざりやすい性質を利用します。
が、ここで過ちを犯してしまいました。
植物油、いわゆる固定油と呼ばれるものはエタノールに溶けないのです。
だがしかし、捨てるのももったいない。
実験を続行し、せっけんシャンプーと混ぜあわせたあと
安定させるため1日程おいてから使用してみました。
仕上がりはなかなかいい。
香りは、少し樟脳臭がでてくるものの
全体的にはオレンジスイートの香りが奥深さを(以下略)
と、ここでふと閃いたんです。
エタノールを使うなら、ハンガリアンウォーターを応用できないか、と。
そんなわけで、唐突に始まった実験でした。
今後の課題について
マカダミアナッツオイル、スイートアーモンドオイル、ホホバオイル・・・etc
シャンプーに入れるべき?
リンスに入れるべき?
シャンプー・リンス両方に入れるべき?
「頭皮」の最適化を軸に今後ここを考えていきたいと思います。